atma.io 新機能のご紹介

atma.ioコネクテッドプロダクトクラウドに、企業のネットゼロ目標やサプライチェーンにおける廃棄物削減の達成を支援する新機能が追加されました。

 
1. Global Inventory Trace と Dwell-Time Callouts により、サプライチェーン全体の在庫をより正確に把握する。


新機能
サプライチェーン上の在庫をSKUや発注書単位でより正確に追跡できる在庫トレース機能を導入しました。これによって在庫がサプライチェーン全体のどこにあるのか、工場、倉庫、店舗などの場所の種類ごとにどれだけあるのか、といった正確な情報を得ることができます。また特定の拠点に通常より長く滞留しているため、使用期限切れの恐れがある、または次の納品予定に間に合わない可能性があるユニークアイテムに対し、アラートが表示されるようになりました。

課題と活用例
サプライチェーン上にある在庫がどのように分散しているかを把握し、また発注したユニークアイテムの現場間の移動を追跡、遅延や在庫の紛失を把握することは、生産者や小売業者にとって切実な課題です。これらの課題に対するソリューションとアクションに繋がるインサイトを得ることは、在庫の最適化と無駄・コスト削減に大きく役立ちます。

どのように機能するのか?
atma.io Hub は、現場(工場、倉庫、店舗など)ごとに1枚の「カード」を作成します。その現場にあるユニークアイテム数、アラート数、その現場へ輸送中のユニークアイテム数、およびその現場からの輸送中のユニークアイテム数を表示します。

 

滞留時間が長すぎる、あるいは通常とは異なる順番でイベントが発生している、といった異常が検出された場合、対象となるユニークアイテムの一覧が、カードの下に表示されます。

また場所とユニークアイテムの一覧は、どちらも発注書番号とSKUでフィルタリングすることができます。フィルタリング後、それらのデータをエクスポートして、さらに活用することも可能です。

2. Anomaly Callouts で、サプライチェーンの異常事態に迅速に対応する。

新機能
Anomaly Calloutsは、在庫に起こっている不審な動きを検知するために導入されました。偽造品の可能性があるユニークアイテムや、サプライチェーン上を「予期せぬ」経路で移動するユニークアイテムを特定し、アラートを出します。

課題と活用例
数百万から数十億の商品を管理する場合、サプライチェーン上の非効率、廃棄物の増加、偽造品など、問題のある状況を検知することは簡単ではありません。ユーザーはAnomaly Calloutsのアラートを受け取ることで、そういったリスクを軽減し、予定通りに商品を流通させることができます。

どのように機能するのか?
不正を特定するため、atma.ioはサプライチェーンのデータを様々なレベルで分析します。さらに機械学習アルゴリズムを用いて、商品流通の基本パターンを特定し、個品の通常の流通イベントを予測します。個品に関連するイベントが異常と判断された場合、その確認と対策を講じるようアラートが出されます。

アイテムを選択すると、そのアイテムの来歴(詳細なプロダクトジャーニー)が表示され、「異常」と判断された場合はイベントがハイライト表示されます。

3. Sustainability Facility Assessments と Expiration Callouts により、サプライチェーンにおけるサステナビリティ関連のインサイトを得る。
新機能

atma.ioでは、Manufacturing Sustainability Scoresを管理していることから、ユーザーはサプライヤーに関する360度全方位的なデータを取得できるようになりました。今回更新された機能には、Higgと提携した、施設環境モジュールのデータも含まれています。さらに、サプライチェーンにおける製造業者のサステナビリティ評価の有効期限を追跡するアラートも活用できます。それだけにとどまりません。特定の製造拠点で生産された各アイテムは、その時点で有効なサステナビリティスコアを持ち、個品が生産された条件に関する、生涯不変の記録を残すことができます。

課題と活用例
消費者と監督官庁は、企業がサステナビリティを最重要視することを期待しています。しかしサプライチェーンプレイヤーが複数存在する場合、サステナビリティに関する正確なインサイトを全てのステークホルダーに対して提供することは困難です。そのため全てのサプライヤーに関する評価とスコアをトラッキングし、またこれをユニークアイテムに紐付け、関係するステークホルダーや消費者と共有することが、サステナビリティを実証する上で重要になります。

どのように機能するのか?
サステナビリティ評価は、必要な場所ごとに追加・管理することができます。

特定の場所を起源とする全てのアイテムに、製造サステナビリティスコアが紐付けられます。

  

製造者の評価スコアが期限切れに近い場合は、その旨が通知されます。



4. 発注書の進捗をモニタリングし、関連する在庫の出所証明を確実にする。

新機能
Purchase Order Tracking は、発注書管理の自動化を支援するために導入されました。発注書の作成、発注済みユニークアイテムとの紐付け、梱包リストの作成とエクスポート、またカートンラベルの印刷が可能です。

課題と活用例
大量の発注書のステータス管理、生産ラインにおける商品の登録、出荷リストの作成、カートンラベルの印刷といった作業を手動で行う場合、多くの時間を必要とするだけでなく、ミスが起こる可能性が非常に高くなります。何十、何百もの製造拠点で同じ基準を維持し、不正を行う下請け業者などを介した生産であってもそのようなミスを防ぐためには、より多くの手間をかける必要があります。atma.ioを活用することで、このプロセスを自動化し、効率化やミスの減少を実現するだけでなく、トレーサビリティの向上も可能にします。

どのように機能するのか?
atma.ioに登録されている全ての発注書とそのステータス、また発注書内の個々のユニークアイテムの概要が一覧で表示されます。

表から1つの発注書を選択し、詳細にアクセスすることができます。個々のユニークアイテムを、発注書に追加し、トラッキングを有効にした上で出荷することも可能です。また、注文の進行状況をトラッキングする注文処理といった機能も備えています。さらに、パッキングを完了することで、梱包リスト、ユニークアイテム別の梱包リスト、出荷用カートンラベルといった、さまざまなドキュメントをダウンロードすることもできます。

5. Consumer Experience Gallery, Designer, and Analyticsで、ユニークで印象的なインタラクションを作成し、より深いインサイトを得る。
新機能

Consumer Experience Gallery では、顧客向けのユーザー画面をテンプレートをもとに作成・保管できるようになりました。 Consumer Experience Designer を使用すれば、デザインをさらにカスタマイズすることができます。

課題と活用例
ユニークなデジタル体験を通じて企業と消費者が直接関わり、また裏付けされたデータを用いてサステナビリティを伝えることで、消費者とのつながりを深め、消費者のロイヤルティと信頼を得ることができます。さらにどのようにしてユーザーがアイテムと関わったかを、事実に基づいた正確なデータを用いて分析することで、キャンペーンの成功を評価し、消費者に向けてより良い、そしてより適切な体験を提供することが可能になります。

どのように機能するのか?
Consumer Experience Gallery には、過去に使用したすべてのユーザー画面が保存されます。再利用したいユーザー画面を見つけたら、アップデートされた Consumer Experience Designer で編集し、ブラウザ上で確認することができます。

インスピレーションが必要な場合は、テンプレート・ギャラリーから1つのユーザー画面を使用し、Consumer Experience Designer でさらにカスタマイズすることができます。

ユーザー画面が公開され、消費者がユーザー画面を使用し始めたら Interact Analytics と Consumer Experience Analytics で全体の統計情報を把握し、消費者の行動に関するより深いインサイトを得ることができます。


  


さらなる改善
  • 新たに追加された Count Analytics によって、一目でリアルタイムの在庫状況を把握できるようになり、接続されたプロダクトクラウドのメリットを享受することができます。
  • アソシエーションのフロントエンド・アプリケーションは、NFCタグのタップやQRコード(GS1 Digital Linkやカスタムスキーム)どちらにも対応しています。タグとユーザー画面を活用し、消費者への情報開示の設定が簡単になりました。

  • 商品マスターデータをアップロードする際に、何かエラーがあればアラートで通知されます。また管理者は属性に関するスキーマを管理できるようになりました

  • 個品のロット、バッチ番号や賞味期限を加味したレポートが提供されます。

  • 出荷、入荷、出荷管理、アソシエーション(紐づけ)のフロントエンド・アプリケーションが、より良く、より速く、そしてより簡単に使えるようになりました。

  • 「移動」「在庫管理」「追跡」といったモジュールを筆頭に、バックエンド全体の使い勝手、スケーラビリティ、パフォーマンスが向上しました。

  • 管理者は、atma.io Hubから自身でAPIキーを作成することができます。

  • 続編はオリジナルより悪くなると言われますが、私たちは違います! Transfer API v2はより柔軟で、カートンの監査理由コード、Advance Shipping Noticeのサポート、そしてTransfer analytics over APIを導入しています。

新機能についてのご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。