RFIDハードタグ

サステナビリティと利益の向上

消費者は、より少ない天然資源で成長し、二酸化炭素の排出量やその他の汚染物質量の低減につながるサステナブルなビジネスを、規制の有無を問わず人々や地球への影響が最小限である事を、期待しています。 

廃棄物の削減、過剰生産の回避や多くのユースケースやアプリケーションにおける一般的な効率性の向上など、デジタルID技術は多くの業界において、また様々な方法でサステナビリティをサポートすることができます。 Avery Dennisonは、製造拠点やプロセスにおける環境への影響を軽減することや、Rainforest Alliance認証製品を可能な限り使用することで、ソリューションや製品ラインアップにおいてもサステナブルな活動に努めています。また、ライフサイクル分析(LCA)を実施した上で、最もサステナブルな方法や素材を決定しています。このような終身にわたるアプローチにより、バリューチェーン全体の排出量を評価し、削減が必要な重点箇所を特定しています。

1つの目的と2つの方法。SmartFace™技術と「グリーンタグ」

当社のRFIDインレイは、それ自体がサステナブルです。Avery Dennisonは、サステナビリティを担保した業界最大のインレイの製品ラインアップを提供しています。私たちの目標は、第三者によって検証された製品によって、市場に真のサステナブルなRFIDインレイとは何か、という指針と透明性を提供することです。

当社のサステナブルインレイは、SmartFace™技術を基礎にしており、納品形態を選択できるインレイが増えてきています。 この技術により、PET層を取り除き、紙の基材に置き換えることで、環境負荷を軽減するリサイクル可能なソリューションを実現しています。SmartFace™技術は、ICパートナーが提供する新しい12インチウェハと組み合わせることで、市場で最もサステナブルなRFIDソリューションを実現します。

さらにAvery Dennisonでは、以下の厳しい基準を確実に満たした、専用の「グリーンタグ」を複数用意しています。

  • 基材にリサイクル可能な紙を使用して、インレイプラスチックを使用しない、プラスチックフリーの実現。
  • 重金属を含まないアンテナ素材
  • アルミアンテナ用の薬品を使ったエッチングを行わないため、製品の製造工程におけるエネルギー消費量を抑えています。これにより、アルミニウム残留物を完全にリサイクルできるようになります。また、カーボンフットプリントも大幅に削減することができます。
  • チップの接着に使用する接着剤は最小限に抑えています。