Chipotle、トレーサビリティのためにRFIDテクノロジーを活用

厳格な”Food with Integrity基準”に取り組んでいるChipotleは、2021年に3500万ポンド以上にのぼる地元の食材を購入しました。また過去2年間で4億ドル以上を、生産地が証明され、そして人道的に育てられた食材（プレミアム食品）を購入するために費やしてきました。

同ブランドでは原材料の生産地についてもさらなる透明性を担保しています。同社は、Auburn UniversityのRFID Labと連携し、Chipotleのサプライヤー5社が提供する肉、乳製品、アボカドをテストするパイロットプログラムを見直しました。テストの対象となる材料は、RFIDが取り付けられたケースでChipotleのレストランに到着し、RFIDリーダーによってスキャンされます。これは、レストランにある既存のスキャナーを補完するものであり、最小限の追加投資で実現されました。こうしたテクノロジーに基づくトレーサビリティシステムは、同社が食品の安全性と品質に関する懸念に対し、迅速に、効率的に、かつ正確に対応できるように設計されています。  

参加したサプライヤー各社は、Chipotleが求める要件に応じたRFIDシステムに投資をしました。これにより、サプライヤーは在庫管理や在庫回転の時間の短縮、ヒューマンエラーの軽減、賞味期限の可視性と説明責任の向上を期待できます。

Chipotleは、主要なサプライパートナーにこのテストへの参加を呼びかけ、プログラムのベストプラクティスとメリットを記したRFIDガイドを各社に提供しました。なお同社はシステム全体へRFIDの展開を決定する前に、ステージゲート法を採用し、従業員やサプライヤーからテスト、ヒアリング、学習を行いました。

「私たちはRFIDプログラムを2年間かけて開発しており、この革新をトレーサビリティと食品安全における次世代の進化と考えています」と、Chief Corporate Affairs and Food Safety Officerを務めるLaurie Schalowは述べています。「私たちは、この堅牢なトレーサビリティプログラムを強化するために、サプライヤーやレストランと一緒にこの革新を現場で活用できることを心待ちにしています」

Chipotleは、RFIDソフトウェアプロバイダーのMojix、マテリアルサイエンスおよびRFIDを提供するAvery Dennison、リーダーおよびプリンタプロバイダーのZebraTechnologiesなど、業界を牽引するRFIDパートナーと提携しました。

Chipotleについて
Chipotle Mexican Grill、Inc.（NYSE：CMG）は、人工着色料、香料、保存料を使用せず、健康的な食材を使用し、責任を持って調理された本物の料理を提供することで、より良い世界を育んでいます。Chipotleは、2021年12月31日現在、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツに2,950店舗以上を展開し、同規模の外食チェーンとしては唯一、全店舗を所有・運営する企業となっています。ChipotleはFortune 500にランクインしており、Forbesの「America's Best Employers (アメリカの最優秀雇用主)」やフォーチュンの「Most Admired Companies (最も賞賛される企業)」の2021年リストで評価されています。素晴らしいゲスト体験を提供することに情熱を注ぐ約10万人の従業員を擁するChipotleは、食品業界における長年のリーダーであり、革新者でもあります。Chipotleは、デジタル、テクノロジー、持続可能なビジネス手法をリードする中で、目的を持ったブランドであり続けるとともに、誰もがより利用しやすい食品を提供することに尽力しています。詳細およびオンラインでのご注文は、WWW.CHIPOTLE.COMをご覧ください。